自身の死後にペットはどうする?ペット信託|一般社団法人 星月
2024/08/01
こんにちは。
岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、
一般社団法人星月(せいげつ)です。
夏休みが始まりましたが、みなさんのお子さん、お孫さんはいかがお過ごしでしょうか?
我が家は二人兄妹なんですが、昨日下の子がヒソヒソ話をしてきました。
「ねぇママ、○○ちゃんいいことつーもいた」←『つーもいた』は、『思いついた』って意味です。
「きゅうりとさ、くだもののキウイってにてるよね」
わざわざヒソヒソ内緒話をすることか!?と思いましたが、ちょっと和みました(^^)
さて、話は変わりますが、今日はペットの終活のお話です。
●ペットを飼っているけど、自身が死んだあとはどうしよう・・・
●病気や介護状態になって、飼い続けられなくなったら・・・
そんな時は、『ペット信託』を考えてみるのはどうでしょうか?
ペット信託とは、飼い主の万が一に備える信託契約です。飼い主が死亡した場合や、病気などで飼うことが難しくなった場合、あらかじめ契約をした新たな飼い主(施設)によって飼育が継続され、飼育費用は事前に財産を委託された第三者が支払います。適切な飼育や費用の支払いが行われるように信託監督人も設定できるので、もしものことがあってもペットが安心して暮らすことができます。
《ペット信託の具体的な流れ》
ペット信託には、3人が関わってきます。
①飼い主
②契約を交わす第三者・・・・信頼できる親族や友人
③万が一の時に飼育をお願いする人(施設)・・・②と同一人物になる場合もある
まず、『飼い主』と『第三者』の間で信託契約書を作成し、公証役場で公正証書にします。 それをもとに銀行で「信託契約専用の口座」を開設し、万が一の為の飼育費を入金します。 以後は『第三者』が口座を管理し、飼い主の万が一の時に口座から引き出し、『新しい飼い主』に支払います。
《準備するもの》
まず準備するものとしては費用です。気になる費用ですが、1匹につき150万円前後が目安です。
施設(老犬、老猫ホームなど)を飼育先に設定する場合は、その施設の規定に従います。平均で猫は約200万円、犬種により幅はありますが、犬は約300万程度となります。
この他に、契約書作成にかかる費用などが発生します。
また、ノートなどに愛犬や愛猫の詳しい情報を整理しておくとよいでしょう。性格、病歴やアレルギーなどはもちろん、迎えた時のこと、名前の由来などなど、飼い主にとっては当たり前のことでも、託される人は知らないことばかり。今までの飼い主と離れて新しい環境になったペット達のストレスを和らげるためにも、新しい飼い主が愛情をもってスムーズに飼育開始できるように、細かく記入しましょう。
孤独死が増えている現代では、発見が遅くなった飼い主の遺体とともに、ペットも衰弱した状態、
亡くなった状態で見つかるなどの問題も発生しています。
高齢者だけでなく若い方でも、実家や兄弟の家ではペットを引き取れない環境であったり、
動物が苦手なので引き受けられないといったケースも考えられます。
大切な家族を迎え入れるときは、最期まで命を預かる責任を考えましょう。
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