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備えておきたい老後リスク|一般社団法人 星月

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備えておきたい老後リスクとおひとりさまでも必要な終活でやるべきこと|一般社団法人 星月

備えておきたい老後リスクとおひとりさまでも必要な終活でやるべきこと|一般社団法人 星月

2024/11/11

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、

一般社団法人星月(せいげつ)です。

 

近年の日本では、「おひとりさま」の需要が増えたこともあり、高齢化社会と自身の最期のことを考えて、

30~40代から老後や死後の準備を始める方が増えています。

具体的には、老後の備えや身の回りの整理、葬儀やお墓の準備など家族や周りの方に迷惑をかけないよう、

おひとりさまが『終活』でやることは多岐にわたります。

しかし、「やることが多すぎて、何から手をつけたらいいのか分からない」という方もいると思います。

今回は、「おひとりさま」の終活についてお話したいと思います。

 

 

 

年々おひとりさまが増えている?

年々、おひとりさまの割合は増え、現在では65歳以上の男性8人に1人、女性5人に1人が

ひとり暮らしをしています。内閣府が発表している「65歳以上の1人暮らしの動向」からも、

この30年間で65歳以上の1人暮らしの割合は男女ともに11.2%も増加しています。

おひとりさまの増加傾向に加え、高齢者の平均寿命も伸び続けています。

そのため、ひとりで老後を過ごすおひとりさまは、先を見据えた老後の計画が必要となります。

 

 

 

備えておきたい老後のリスク

〇健康

おひとりさまの老後のリスクで最も注意することは、健康面の管理です。

高齢で1人暮らしだと、体調不良や認知症の進行に気づけず悪化させてしまう可能性があります。

また、他の方と接したり話す機会が少なくなったりすると、気分が落ち込みやすく、

生活意欲も低下していくものです。張り合いのない生活は、より認知症の進行を早めてしまうため、

肉体面だけでなく精神面の健康にも気を付けるようにしましょう。

 

【おひとりさまが健康面で特に注意すべき症状】

・認知症

・生活意欲の低下

・孤独死

 

 

〇住まい

歳を重ねて足腰が弱ってくると、住まいの問題は生活に大きな影響があるかもしれません。

例えば、段差や階段がある住まいなら、つまずいて転んでしまったり、そもそも階段自体

登れなくなったりする可能性もあります。

そのため、アパートやマンションならエレベーター付きかもしくは1階の部屋を選ぶことをおすすめします。

もちろん可能な限りバリアフリーの方が良いですが、家庭の事情で難しい場合は、手すりをつけたり

床に滑り止めを付けたりするなど、事故が起こりにくいように手を加えるのもひとつの手段です。

 

 

〇財産と相続

おひとりさまの財産関係は他人では分かりにくいので、事前に財産状況を把握できる書類を

作っておきましょう。

もし何も準備がなければ、自宅が処分されずに空き家になったり、遺産相続でもめたりする可能性があります。

特に遺産相続は、親族のいるいないに関わらずきちんと決めておくことが大切です。

相続する家族がいない場合は、おひとりさまの遺産は国に帰属することになります。

おひとりさまの場合、どんな財産があるのか生前に伝える相手がいないこともあるので、

しっかりとした準備が必要です。

 

 

 

おひとりさまの『終活』のメリット

〇孤独死のリスクを減らせる

『終活』をすることで、おひとりさまの孤独死のリスクを減らすことができます。

最近は、インターネットの普及で他の方と接することなく生活ができるため、余計に高齢のおひとりさまの孤立化が進んでいます。

・地域社会との交流がほとんどない

・隣近所との付き合いがない

・経済的困窮

など孤独死が起こりやすい要因は、主に外部との接触不足なことが挙げられます。

例えば、室内でケガをして動けなくなっても、孤立した状態なら誰かに発見してもらうことは難しいでしょう。

そのため、『終活』をすることで今のご自身の状況を冷静に判断し、必要であれば地域社会との交流や

見守りサービスを利用してみることをおすすめします。

ひとりでの生活が難しいと感じたら、必要なサービスを24時間受けられる高齢者向け住宅などの入居を

検討してみましょう。

 

〇老後の不安を減らせる

早めに『終活』をすることで、老後の不安を減らすことができます。

「老後の生活費どうしよう?」「何かあった時の連絡先は?」など漠然とした焦燥感に駆られていては

日常生活が送りにくいものです。

そんな気持ちを落ち着かせて、今を大切に自分らしく生きるために『終活』は大きな意味を持ちます。

『終活』を行うことで、これからの人生について真剣に考える時間を作り、自身をもってこれからを

楽しめるようになります。

 

 

 

おひとりさまの『終活』でやること

具体的な内容としては、次のようなものがあります。

・エンディングノートを書く

・かかりつけ医を見つける

・生前整理

・身元保証人や身元引受人を決めておく

・葬儀やお墓の手続き

・財産と死後の手続き

 

『終活』は、おひとりさまが安心して楽しい老後を過ごすためにとても有効なものです。

元気なうちに老後と死後に必要な準備をしておくことで、漠然とした不安から解消される効果があります。

また、『終活』はやるべきことが多いため面倒に感じることもあると思います。

しかし、ご自身の人生を広い視野で見ることができこれからの人生に大きな影響を与えることができます。

 

もしもの時に備えて、これからの人生を安心して過ごすためにも『終活』について考えてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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