終活~独身の方が考えるべきこと~|一般社団法人 星月
2024/11/19
こんにちは。
岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、
一般社団法人星月(せいげつ)です。
近年、多様な生き方をする方が増え、生涯独身を貫く方も見られるようになりました。
気楽に過ごせるといったメリットもありますが、独りで亡くなることへの不安もありますよね。
そんな方にぜひ考えてもらいたいのが『終活』です。
『終活』は、独身の方にとっても重要な取り組みになります。
身元保証人の確保から見守りサービスの利用、財産管理や遺言書の作成に至るまで、
考慮すべき要素は多岐に渡ります。
今回は、独身の方が『終活』で考えるべき内容についてお話していきたいと思います。
おひとりさまの終活が注目されている理由
おひとりさまの終活が注目されている背景には、65歳以上の1人暮らし世帯の増加があります。
この増加の要因としては、昨今の未婚傾向、離婚率の増加、そして高齢化により配偶者を亡くした人が
長く1人暮らしを続ける可能性が考えられます。
結婚して子どもがいても、長生きすればおひとりさまになるリスクは高まります。
頼れる家族・親族がいない状況で、おひとりさまが安心して老後を過ごすためには、
元気なうちから『終活』に取り組むことが重要だといえます。
おひとりさまが抱える老後のリスク
◆身元保証人が確保できない
病院への入院や介護施設への入居をする際に、身元保証人や身元引受人が必要となります。
身元保証人や身元引受人がいない場合、必要な医療や介護を受けることが困難になる場合があります。
そのため、身元保証人や身元引受人を確保するための対策が必要です。
これには、信頼できる友人・知人や身元引受サービスを提供する企業などに依頼する方法があります。
◆孤独死
孤独死は1人暮らしの方が抱える大きなリスクの1つです。
孤独死を防ぐためには、周囲との関わりを持つこと、早朝のラジオ体操やカフェでのコーヒータイムなどを通じて周囲との交流を深めることが推奨されます。
また、趣味のサークルへの参加や地域の交流会への参加も効果的です。
◆相続
相続人がいない場合、遺産は最終的に国庫に帰属します。
自分の財産を希望する人に相続させたい場合は、適切な手続きを行い遺言書を作成することが必要です。
遺言書により、血縁がない人でも相続人とすることが可能になります。
◆葬儀や埋葬
希望する葬儀や埋葬が行われるようにするためには、生前に葬儀社や墓地と契約を結ぶことが勧められます。
葬儀社や墓地との生前契約を通じて、自身の希望に合った葬儀や埋葬を確保できます。
◆周囲への影響
認知症になった場合など、周囲の住民に迷惑をかける可能性があります。
家の管理や庭の手入れ、ゴミ問題などに対応するためにも、日頃から近隣住民との良好な関係を築いておくことが重要です。
これらのリスクを軽減するためには、『終活』を含む前向きな準備が必要不可欠です。
周囲の人との関係を強化し、必要な契約を事前に整えることでおひとりさまでも安心して老後を迎えることができます。
独身の方が特に考えておきたいこと
将来自分に何かあった時に備えて、早めに『終活』の準備をしておくことが大切です。
特に身元保証人の確保、見守りサービスの利用、ペットについて、財産管理や死後の事務手続きの委任、
成年後見制度の活用などは検討すべき事項になります。
▼身元保証人の確保
病気やケガで入院したり、介護が必要になったりして施設に入居する際、身元保証人を立てる必要があります。
身元保証人は、本人に代わって医療同意書や契約書にサインをしたり、医療費や施設利用料の支払い、身柄の引き受けなどを行います。
頼れる家族・親族がいない場合は、友人や知人に依頼したり、専門家や民間企業などに身元保証サービスを依頼することを検討しましょう。
▼見守りサービスの検討
1人暮らしの高齢者の場合、体調の急変や家の中での事故に、周りの人が気づくのが遅れてしまうリスクがあります。そのため、自治体や民間企業が提供している見守りサービスや、訪問サービスに申し込んでおくことがおすすめです。
定期的に自宅を訪問してくれるので、もしもの時にも異変に気づきやすくなります。
サービスの内容や料金は、事業者によって異なるので自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
▼ペットの飼育についての検討
1人暮らしでペットを飼っている方は、自分に万が一のことがあった場合に備えて、ペットを預かってくれる人を見つけておく必要があります。
親族や知人にお願いするのが理想的ですが、適当な引き取り手が見つからない場合は、動物愛護団体などに相談するのもひとつの手です。
ペットを託す際は、引き渡しの場所やタイミングも具体的に依頼しておきましょう。
飼い主が急逝して誰にも気づかれないと、ペットが放置されてしまう恐れがあります。
▼財産管理委任契約の検討
体調不良や老化などで自分で財産を管理できなくなった時に備え、信頼できる第三者に財産管理を委任する契約です。任意後見制度と似ていますが、本人の判断能力の低下は契約の要件ではありません。
一方、任意後見のように公正証書や後見登記の手続きは不要なので、社会的信用は低いというデメリットもあります。
自分の状況に合わせて、契約の検討をすることが大切です。
▼死後事務委任契約の検討
葬儀や埋葬をはじめとする死後の事務手続きを第三者に委任する契約です。
1人暮らしで身寄りがない方の場合、自分が亡くなった後の手続きを託せる「死後事務受任者」を見つけておく必要があります。
契約内容には、葬儀・埋葬の方法や場所、必要な費用、遺品整理、などについて具体的に盛り込みます。
いざという時に希望通りの送られ方ができるよう、生前のうちに準備しておくことが大切です。
▼成年後見制度の検討
成年後見制度には、次の2種類があります。
・任意後見制度
・法定後見制度
任意後見は、判断能力があるうちに自ら後見人を選び契約する制度で、将来認知症などで判断力が衰えても安心です。一方、法定後見は、本人の判断能力が低下した後に家庭裁判所が後見人を選ぶ制度です。
いずれも、財産管理や介護・医療契約の代行など本人を支える重要な役割を担います。
1人暮らしの方は早めに成年後見制度の利用を検討しておくと良いでしょう。
以上のように、独身の方が『終活』で考えるべきポイントはいくつかあります。
元気なうちから備えを始めて、専門家などにも相談し納得のいく老後を迎えられるように準備を進めていくことが大切です。
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