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ヒートショックは動物にも起こる?危険な温度差からペットを守ろう|一般社団法人 星月

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ヒートショックは動物にも起こる?危険な温度差からペットを守ろう|一般社団法人 星月

ヒートショックは動物にも起こる?危険な温度差からペットを守ろう|一般社団法人 星月

2024/12/14

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、

一般社団法人星月(せいげつ)です。

 

 

この頃、急に寒くなり、よくテレビなどでヒートショックについて取り上げられているのを見かけます。

このブログでも少し前に紹介したと思います。

 

しかし、みなさま知っていましたか?

ヒートショックは人に焦点が当てられがちですが、

犬や猫などペット達にとってもリスクがあり対策が必要なのです。

今回は、犬のヒートショックについて見ていきたいと思います。

 

 

 

 

ヒートショックとは?

急激な温度差による心臓への負担

冬は、外は寒く室内は暖かいため、身体に少なからず負担がかかってしまいます。

ヒートショックとは、そんな冬の急激な温度差による心臓への大きな負担がかかることで起きる症状です。

高齢の人を中心に、冬に熱いお風呂に入ることでもヒートショックのリスクがあるといわれています。

 

 

ヒートショックは10℃の温度差があるだけで起きる可能性がある

ヒートショックは、10℃の温度差があるだけで起きる可能性があるといわれています。

例えば、0℃の気温の中を散歩して、帰宅した時に室内が10℃以上あれば

ヒートショックが起きる可能性があるということです。

特に、犬は服を着る機会が少ないため人間以上に温度差を感じるはずなので、

ヒートショックのリスクは高くなると考えられます。

犬のヒートショックのリスクは、散歩時が一番高いということが分かります。

 

 

犬のヒートショックの症状

犬がヒートショックを起こすとどのような症状が見られるのでしょうか?

症状にいち早く気づき、正しい対応ができるようにしましょう。

 

下痢や嘔吐

ヒートショックのひとつの症状として、下痢や嘔吐が挙げられます。

散歩から帰った犬が下痢や嘔吐をすると、「外が寒かったからおなかが冷えたのかな?」

「運動のしすぎで疲れたのかな?」と考えることもあるかもしれません。

しかし、もしかしたらそれはヒートショックの症状のひとつである可能性があります。

 

ふらついて視点が定まらない

ヒートショックが起きると、ふらふらと歩き視点が定まらなくなります。

寒い所から帰った時に犬の眼球がおかしな動きをしていたら、それはほぼヒートショックといえるでしょう。

すぐに動物病院へ連れていき、獣医の指示に従いましょう。

 

貧血

犬がふらふらと貧血のような症状が現れるのも、ヒートショックの可能性があります。

ショック状態による血流量の低下により、貧血となっているのかもしれません。

犬の舌や歯茎をチェックし、いつもより白っぽく見えた場合には貧血の可能性が高いでしょう。

 

呼吸困難・心筋梗塞

ヒートショックの症状は、呼吸困難や心筋梗塞など犬にとって危険な症状が現れることがあります。

特にシニア犬の場合は、命に関わる可能性が高いため、すぐに動物病院へ連れて行った方がいいです。

 

 

ヒートショックの症状が見られたときは・・・?

ここでお話したような症状が現れた時には、なるべく早めに動物病院に連れて行くようにしましょう。

ヒートショックは放置しておくと、命に関わる可能性が高いです。

早めに獣医師に診てもらうことで、早期治療を行うことができ愛犬を救うことにもつながります。

 

 

犬のヒートショックの予防方法

〇玄関で数分間待つ

散歩に行く前に、外との気温差を減らすため、外出時と帰宅時には玄関で数分間待ちましょう。

ただし、飼い主にとって玄関でじっと待つのは寒いため、

リードや首輪などの散歩グッズを玄関に置いておくことをおすすめします。

玄関で犬の散歩の準備をすることで、ある程度の時間を玄関で過ごすことが可能です。

室内の中でも比較的寒い玄関で数分間過ごすだけで、外との寒暖差を最小限に抑えることができます。

 

〇服を着せる

犬に少しでも外と室内の気温差をなくすために、服を着せるといいでしょう。

イタリアングレーハウンドなどの寒さに弱い犬種は、冬になると服を着せるのが当たり前です。

しかし寒さに強いと言われている犬種でも、ヒートショック予防として服を着せることをおすすめします。

ちなみに寒さに弱い犬種であれば、犬のダウンジャケットなども販売されているため

それらを着せるとよさそうです。

 

〇散歩は日中に行う

夏の暑い季節には、日の出ていない時間帯に散歩をしなければ、熱中症のリスクが高くなります。

しかし、逆に冬は日中の暖かい時間に散歩に行くようにしましょう。

そうすることで、外と室内の気温差を最小限に抑えることができるため、ヒートショックの予防となります。

 

〇お風呂場を暖かくしておく

犬の散歩から帰宅すると、汚れた犬の足や身体を洗うために

お風呂場に直行する方も多いのではないでしょうか?

しかし、お風呂場は家の中でも寒い場所に入ります。

そのため、お風呂場の気温とお湯の温度差によるヒートショックが起きる可能性があります。

お風呂場でのヒートショックを防ぐためにも、事前にお風呂場にお湯をはっておくとよさそうです。

 

〇日頃から犬の身体をチェックしておく

日頃から、犬の身体を触ってスキンシップを取っておくことも大切です。

コミュニケーションを取るために犬の身体を触ることで、異変にいち早く気づくことができるでしょう。

貧血による歯茎の白さも、日頃の歯茎の色が分からなければ異常かどうかを判断することができません。

そのため、犬をマッサージしたり歯磨きをしたりする時に、

積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。

 

 

私たち人間もそうですが、犬にとっても冬のヒートショックは気をつけなければいけないことのひとつです。

自分のヒートショック対策を取りながら、ペットの対策・予防もして安心して冬を過ごしたいですね(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

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