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ご葬儀で使ってはいけない「忌み言葉」とは?|一般社団法人 星月

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ご葬儀で使ってはいけない「忌み言葉」とは?|一般社団法人 星月

ご葬儀で使ってはいけない「忌み言葉」とは?|一般社団法人 星月

2024/12/21

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、

一般社団法人星月(せいげつ)です。

 

今朝も、とても寒かったですね🥶

肌を刺す冷たさに、冬がきたんだなぁと季節を実感でき、震えながらも四季の変化に幸せを感じます(^^♪

 

しかし、12月と1月は死亡率が高いという調査結果が出ています。

突然の訃報に慌ただしく準備をして、通夜や葬儀に向かわれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本日は、葬儀で使ってはいけない「忌み言葉」についてご紹介します。

 

 

「忌み言葉」とは

「忌み言葉」とは、冠婚葬祭の場において相応しくないとされ、使わない方がよいとされている言葉のことです。
日本では古来より「言霊(ことだま)」という考え方があり、縁起の良い言葉は幸せを呼び、逆に縁起の良くない言葉は災いを呼び不幸につながると考えられてきました。そのため、不吉な事柄を意味する言葉や縁起が良くない言葉は口にしないよう避けるという風習が広まったと言われており、これが「忌み言葉」の由来とされています。特に冠婚葬祭は、人生における重要な場面となるため、相手を気遣い「忌み言葉」を避けた丁寧な言葉遣いが、社会人としてのマナーとなっています。

 

忌み言葉とその言い換え

具体的に、忌み言葉の種類と言葉、言い換えの例を紹介していきます。

 

◆「生死」を直接的に連想させる言葉

生死を直接的に連想させる言葉や表現は、ご遺族を傷つけたり不快な思いをさせてしまったりすることがあるため言い換えが必要です。

・死亡・死ぬ → 亡くなる・逝去(せいきょ)・他界
・急死 → 突然のこと・急逝(きゅうせい)
・生きていた・生きている時・生存中 → ご生前・お元気なころ

 

◆不幸が重なることを連想させる重ね言葉

重ね言葉は、不幸が繰り返し起こることを連想させるため、葬儀の場では避けるべきです。例えば、以下のような言葉が該当します。

・またまた → 思いがけず・珍しく・偶然

・重ね重ね → 深く・加えて

・次々 → たくさん・立て続けに・休みなく

・度々・しばしば → よく・いつも・何度も

・いよいよ → ついに・さらに・一段と

・つくづく → 心から

 

◆不幸が続くことを連想させる言葉

不幸が続くようなイメージを膨らませる言葉も、ご葬儀の場では控えるべきとされています。

 

・再び → 改めて・今一度

・引き続き → これからも

・追って → 後ほど

・重ねて → 本当に、誠に・深く
・もっと → 一段と・その上
 

宗教によって避ける言葉

ここまでは、どの宗教でも共通して避ける方が良い言葉を紹介してきましたが、宗教ごとに注意すべき言葉もあります。これは、宗教や宗派によって、死に対する捉え方や考え方が異なるためです。

◆仏教

仏教では、故人の魂が無事に死後の世界と言われる冥界(冥土)へ行き成仏(仏様として生まれ変わること)するという考え方があるため、以下のような成仏できないことを連想させる言葉は使わないようにします。

・浮かばれない・迷う

 

また、仏教の中でも浄土真宗のご葬儀に参列する場合は、「冥福」という言葉の使用も避けてください。浄土真宗では、人は亡くなるとすぐに成仏すると考えられており、亡くなってから成仏するまで冥界をさまようという概念はありません。そのため、耳にすることの多い「ご冥福をお祈りします」という言葉は不適切とされています。

 (浄土真宗の場合)

・「ご冥福をお祈りいたします」→「お悔やみ申し上げます」

 

◆神道

神道では、葬儀のことを「神葬祭」といい、死者の御霊(みたま)を神として祀るとための儀式とされています。このように、仏教とは考え方が大きく異なるため、一般的な忌み言葉の他に、以下のような仏教用語も使いません。

・冥福・成仏・供養・焼香・往生・弔う・あの世

 

◆キリスト教

キリスト教では、人の死は「神のもとに召される喜ばしいこと」という意味を持ち、葬儀も神に感謝し故人を偲ぶ式典と考えられているため、亡くなったことを悔やむ言葉を使いません。また、神道と同様、仏教における言葉も使いません。

・お悔やみ・冥福・成仏・供養・焼香・往生・弔う・あの世

ネガティブな表現を避け、「安らか」「平安」「旅立ち」などのように、個人の安らかな眠りを祈る表現を使うようにします。

 

・「心からお悔やみ申し上げます」→「安らかに眠られますよう、心よりお祈り申し上げます」

 

 遺族を安易に励ます言葉

悲しみの渦中にある遺族を安易に励ますことは、かえって心の負担になる可能性があります。以下のような表現は避けるべきです。

  •  
  •  「泣いていたら故人が悲しむ」
  •  「元気出して」
  •  「あなたが頑張らないと!」
  •  

という言葉は、遺族が悲しみを表に出すことを抑圧し、遺族を苦しめます。
忌み言葉の何百倍も失礼で残酷なのです。

代わりに、以下のような遺族の気持ちに寄り添いつつ、サポートの意思を示す表現を使いましょう。

  •  
  • 「どうぞお体にはお気をつけてお過ごしください」
  • 「お力になれることがありましたら、どうぞお申し付けください。」
  • 「心をしっかりとお持ちになって、お体をこわされませんようご自愛くださいませ」
  • 「故人のことを偲ぶお手伝いができればと思います」

 

 

 

今回は、具体的な忌み言葉や、言い換えの例をご紹介しました。

忌み言葉には弔事全般で使えない言葉と、宗旨宗派により使えない言葉とがあります。避けるべき言葉は多く、すべてを覚えるのは難しいため、一般的に通用するお悔やみの言葉や定型文をいくつか覚えておくと安心です。
もし間違った言葉が出てしまったとしても、心を込めて伝えていれば、その思いは届くものです。目の前の人の気持ちに寄り添うことを心がけましょう。

 

 

 

 

 

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