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おひとりさまの老後の保証人問題と対処法|一般社団法人 星月

おひとりさまの老後の保証人問題と対処法|一般社団法人 星月

2026/01/21

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、

一般社団法人星月(せいげつ)です。

 

前回、おひとりさまの老後の保証人の必要性についてお話したと思います。

今回は、老後の保証人問題・保証人の役割・制度について見ていきたいと思います。

 

おひとりさま予備軍の老後と保証人問題

結婚している人や家族がいる人でも、今後おひとりさまになる可能性はあります。

次のものに当てはまる方は、老後の保証人問題に直面する可能性が高いので注意が必要です。

 

〇子どもを持たない家庭

夫婦で支えながら生活していても、どちらかが先に亡くなれば残された方はおひとりさまになります。

特に子どもがいない場合、老後を支えてくれる親族がいなくなる可能性が高いです。

法律上の婚姻関係がない事実婚や同性のパートナーの場合は、遺言を残していないと財産を相続できません

長年連れ添ったパートナーがいたとしても、法的に配偶者として認められていないと老後や死後の手続きで問題が生じます。

 

〇兄弟姉妹がいるものの疎遠な場合

兄弟姉妹がいる場合でも、必ずしも保証人になってくれるとは限りません。

疎遠になっていたり、すでに亡くなっていたりすると、実質的に頼れる人がいない状態です。

遠方に住んでいる兄弟姉妹の場合、緊急時にすぐに対応できないこともあり、保証人としての役割を果たせないかもしれません。

また、兄弟姉妹が高齢な場合、自分の生活や健康のことで手一杯になり、保証人を引き受ける余裕がないことも考えられます。

また、兄弟姉妹がすでに亡くなっている場合、甥や姪が相続人となる場合もあります。しかし、甥や姪と普段の付き合いがないと、老後のサポートや保証人を頼むことは現実的ではないかもしれません。

 

おひとりさまの老後をサポートしてくれる保証人の役割

高齢者向けの施設では、入居時に保証人が必要です。

保証人は、おひとりさまが老後に直面する問題をサポートし、安心して過ごせるようサポートしてくれます。

 

ー施設で求められる保証人の役割ー

〇緊急時の連絡先

入居者に病気やケガなどの緊急事態が起こった際に、保証人は入居者の健康状態が急変した際の連絡窓口となります。

病院に搬送された際には、医師から治療方針の説明や転院や入院、容態の変化など重要な連絡を受ける役割も担います。保証人がいない場合、施設側が適切な対応が取れず、医療機関との調整が遅れる場合があります。

 

〇生活用品の準備とサポート

入居者が日常生活を送るために必要な衣類や日用品は、基本的に自己負担です。

タオルや歯ブラシ、衣類などの準備が難しい場合は、保証人が代理で準備を進めることがあります。

保証人がいない場合、施設のスタッフや地域の支援団体に依頼することになり、対応に時間がかかります。

 

〇施設利用料の保証と支払い手続き

施設に入居する際、家賃や介護費用の支払いを保証することも保証人の役割の1つです。

認知症や病気で入居者が自分で支払いをできなくなった場合には、保証人が手続きを代行します。

施設利用料を滞納した際には、保証人が滞納した支払いを求められる可能性が高いです。

 

〇亡くなった際の退所手続きと遺品整理

入居者が亡くなった後の手続きも、保証人に依頼するのが一般的です。

退去時に遺品の整理や部屋の片づけを行い、火葬や納骨の手続きも進めます。

保証人がいない場合、施設側が遺品整理業者を手配することになり、手続きに時間がかかります

 

〇病気やケガの際の医療手続き代行

手術や治療が必要な際に、本人の意思表示が確認できない場合、医療手続きの代行をするのも保証人の役割です。延命治療を行うかどうかなど、医療方針の決定にも保証人の同意が求められます。

保証人がいないと病院や施設側の判断で対応するしかなく、本人の意思に沿った治療が受けられないかもしれません。

 

身元保証人がいないおひとりさまの老後におすすめのサービス・制度

身元保証人がいないおひとりさまでも安心して暮らせる制度やサポートは、次のものになります。

 

〇身元保証サービスの活用 

身元保証サービスは、民間の保証会社が身元保証人の代わりを務めてくれるサービスです。

身元保証だけでなく、財産管理や死後の手続きまでサポートしてくれる会社もあります。

おひとりさまの場合、自分が亡くなった後の遺品整理や手続きが滞ることを不安に感じる人も少なくありません。保証人だけでなく、老後の生活全般をサポートしてくれるサービスを選ぶのがおすすめです。

 

〇成年後見制度の利用

判断能力が低下した際に、契約や財産管理をサポートしてくれるのが成年後見制度です。

司法書士や弁護士が後見人となり、入院や介護施設の利用に関する手続き、財産管理などを代行してくれます。

認知症や病気などで判断能力が低下すると、自分の意思で契約を結んだり、お金を管理したりすることが難しくなります。成年後見制度を利用すれば、後見人が本人に代わって必要な決定を行い、財産を適切に管理してくれます。

 

〇賃貸契約は保証会社を利用する

保証会社の家賃債務保証サービスを利用すれば、連帯保証人がいなくても契約できます。

家賃の支払いを保証会社が引き受けるため、大家も滞納リスクが減り、安心して契約を進めてくれます。

ただし、利用するには審査が必要であり、初回保証料や年間更新料などの費用が発生する可能性もあるので注意が必要です。

 

〇社会福祉協議会や自治体に相談する

自治体の福祉サービスを活用すれば、生活全般のサポートが受けられます。

身元保証なしでも利用できる高齢者向けの支援制度や住まい探し、医療サポート、生活支援を行う相談窓口を設置している自治体もあります。

 

前回から「保証人」についてお話してきましたが、おひとりさまが老後に保証人を必要とする場面は多いです。

しかし、家族などと疎遠といった理由で「保証人になってくれる人がいないからどうしよう」と不安を抱える方もいると思います。今回、紹介した身元保証サービスや成年後見制度、自治体の支援などで老後の不安を軽減する方法はあります。

自分らしい老後を迎えるためにも、今から準備をしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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