終活でやっておきたい身辺整理｜一般社団法人 星月

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、

一般社団法人星月（せいげつ）です。

 

 

みなさまは、こんなお悩みをお持ちではないでしょうか？

「身体がしっかり動いて判断力のある今のうちに、身辺整理を終わらせておきたい」

「残された家族の負担にならないように身の回りの物を整理しておきたい」

人は誰しも死が訪れますが、それがいつなのかは分かりません。

身辺整理は、体力と気力があるうちにやっておかないと、残された家族に負担がかかってしまいます。

しかし、身辺整理と言われても何から始めたらいいのか分からない方もいると思います。

今回は、身辺整理について見ていきたいと思います。

 

 

 

身辺整理とは？

身辺整理は、ご自身の死後に家族が困らないように生きているうちに身の回りの整理をしておくことです。

部屋の片づけとは違い、ご自身が亡くなった後のことも考えて身の回りの片づけをします。

不要なものを処分するだけではなく、ご自身の将来のことを考えて家族が対応に困らないように環境を整えておくことが大切です。

身辺整理後は、もしかしたら「ミニマリスト」のような必要最低限の物しか持たない生活になるのではと思っている方もいるのではないでしょうか？

ご自身の将来のことを考えて環境を整理していくことが身辺整理なので、無理に物を捨てなければならないなどということはありません。ご自身の身の回りにあるものを選別して、必要なものだけを手元に残しましょう。

また、身辺整理を行うタイミングは人それぞれです。『終活』を意識した時や退職した時など、人生の節目で始める方が多いと思います。ぜひご自身のタイミングで身辺整理を始めてみてください。

 

 

 

事前に身辺整理をしておくメリット

事前に身辺整理をしておくと、亡くなった後の家族の負担が減らせることだけでなく、

日々の暮らしも快適になり精神的な負担を減らすことができます。

ここでは、身辺整理をしておくと得られる３つのメリットについて紹介します。

 

①シンプルな暮らしができる

身辺整理を進めていくと、普段使わないものを処分してくため必要なものだけが残ります。

必要最低限で暮らすミニマリストに近い生活になり、不要な支出も減りお金も貯まりやすくなるでしょう。

シンプルな暮らしのメリットとして、次のようなものがあります。

　・物が少ないため部屋が散らかりにくい、転倒などといったケガを防げる

　・片付けや探し物が減り、時間に余裕が持てる

　・部屋がすっきりして、掃除も楽になる

必要なものだけが残れば、部屋もすっきりして心も快適になります。

 

②家族の負担を減らせる

生前に身辺整理をすることで、残された家族の負担を減らすことができます。

多くの場合、遺品整理を行うのは家族になります。

家族が遠方に住んでいて遺品整理に時間を取れない場合は、専門の会社に依頼することになりますが、

ゴミの処理代や人件費などで多額の費用がかかってしまいます。

残された家族の手間と費用負担を減らすためにも、身辺整理は早めに行うことが大切です。

 

③体力が低下しても安心できる

身辺整理を元気なうちに終わらせておくと、家族に見られたくないものも処分できるので安心です。

「まだ健康なうちは大丈夫」と思っていても、いつ身体が思うように動かなくなるのかは分かりません。

体力や気力のあるうちに身辺整理に取り組むことで、ご自身で『終活』ができなくなるリスクを避けましょう。

 

 

 

身辺整理が上手くいく３つのポイント

 

①期限と期間を決めておく

身辺整理を行う期間と期限を決めておきましょう。

身辺整理を始めると、どうしても処分に迷うものが出てきます。

例えば、思い出の品などは捨てにくいですよね・・・。

捨てきれずに思い出の品を眺めていたら、思うように作業が進まなかった・・・などとならないように、

身辺整理を行う期間と期限を決めておくと良いでしょう。

 

②エンディングノートを活用する

身辺整理には、エンディングノートの活用が効果的です。

エンディングノートは、自分に万が一のことがあった場合のために、自分の思いや希望を家族に伝えるためのノートです。

エンディングノートには、家族や友人への感謝や人生を振り返る自分史など、自由な形式で好きな内容を書くことができます。他にも、葬儀やお墓についての希望、財産リストや契約している有料サービスなどをエンディングノートに記載しておくことで、ご家族にあなたの意思や契約している内容を把握してもらいやすくなります。

また、これからの人生の中でご自身の希望を書き出すことで、今後の人生で何をしたら後悔しないのかなどをあらためて考えるきっかけにもなります。

 

③遺言書を残す

遺言書があれば、相続人に自分の意思を正確に伝えられます。

残った財産を誰にどう分配したいのか、希望を書いておくことで、相続トラブルも少なくなります。

しかし、遺言書は書き方を間違えると効力を発揮しない場合があるため、専門家に相談して有効な遺言書を作成することをおすすめします。

 

 

身辺整理は不要なものを処分するだけではなく、『終活』を意識して身の回りの環境を整えることが大切です。

始めるタイミングは人それぞれですが、残される家族のためにも早めに取り組みましょう。

元気な今のうちから身辺整理を進めてみてはどうでしょうか？

 

 

 

 

 

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