これからのお墓のあり方|一般社団法人 星月
2024/11/03
こんにちは。
岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、
一般社団法人星月(せいげつ)です。
2024年はこれからのお墓のありかたが大きく変わっていく過渡期といわれています。
継承不要のお墓が急激に需要を伸ばし、墓じまいが進んでいます。
またお墓がのない葬送が進む今、
「これからはどこへ遺骨を納骨したらいいのだろう?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、これからのお墓のあり方についてお話したいと思います。
これからのお墓のあり方が変わる?
現代の日本では、墓主不在による「墓じまい」が増えています。
「墓じまい」は、ご遺骨を取り出して新しい納骨先へご遺骨を移動します。
墓石は撤去され、墓地は更地にして霊園・墓地などの墓地管理者へ返還する流れになります。
ただ取り出した遺骨は、新しい納骨先を見つけなければなりません。
そのため行政では、墓じまいではなくご遺骨を引っ越す「改葬」として扱われます。
この一連の「墓じまい」の急増のニーズにより、今後のお墓のあり方が大きく変わってきました。
まず始めに現代における日本のお墓事情について紹介します。
①継承者の不在
日本のお墓は先祖代々(家墓)が一般的で、代々お墓を継承して守ってきました。
しかし、少子高齢化・核家族化が進んだ現代の日本では、お墓の継承者がいない家が増えています。
お墓の継承者がいないまま墓主が亡くなり、墓主不在になると「無縁墓」になります。
無縁墓になると一定期間を経て、墓石は撤去されご遺骨は供養塔に供養される流れになります。
行政や墓地管理者がきちんと撤去すれば良いのですが、充分な予算がない場合はそのまま放置されて荒廃し、廃墓になるケースもあります。
無縁墓と判断されると、ご家族は二度とご遺骨を引き取ることができません。
どこに供養されたかも分からなくなるご遺骨もあるので、注意が必要です。
②墓主の高齢化
継承者不在の問題は、かなり昔から懸念されています。
しかし今までは墓主が元気だったため、問題が後回しにされてきました。
けれども2024年現在では、いよいよ墓主が高齢化しています。
墓主の高齢化により、精神的・経済的・肉体的な負担が大きくのしかかるようになりました。
お墓を継承すると、定期的なお墓掃除やメンテナンスが必要です。
また墓石の老朽化に伴う修理修繕費用・墓地管理者に支払う年間管理料などの経済的負担も伴います。
さらに継承者のあてがないまま墓主が高齢化により亡くなると、継承手続きのないまま墓主不在となり、行きつく先は無縁墓になります。
③永代供養の登場
上記の問題から、墓地や霊園で、継承者を前提としない埋葬方法「永代供養」が登場しました。
永代供養では、霊園や寺院墓地などの墓地管理者が、ご遺骨の管理・故人様の供養を行います。
〈永代供養のメリット〉
・お墓の維持管理の負担が少ない
・お墓の継承者の必要がない
・無縁墓となる心配がない
つまり永代供養は、墓主としての責任を墓地管理者に託すことができるものです。
一度永代供養料を支払うだけで、子々孫々永代に渡り託すことができます。
ただし、ご遺骨を永代に渡って個別に安置する訳ではありません。
最終的には、他のご遺骨と一緒にひとつの場所に埋葬される「合祀」となることが多いです。
④終活の広がり
これからのお墓のあり方が急速に変化しつつある背景には、終活の広がりも大きく影響しています。
「終活」は、これからの人生に向けて生前に自ら行う事前準備のことをいいます。
終活で行うものとして、身辺整理・医療介護に関すること・相続(遺言書の作成)の他、葬儀やお墓に関することも含まれています。
子どもや孫に葬送の負担をかけないよう、終活を通して自らのご遺骨の納骨先を生前に契約する人が増えています。
⑤ペットの家族化
これからのお墓のあり方が大きく変わる影響として、ペットの家族化も挙げられます。
ペットを一家族として供養したい飼い主が増えています。
またペットを手厚く供養したい飼い主をサポートするための、さまざまなペット供養業者(ペット火葬業者、ペット葬祭業者など)が登場しました。
ペットの火葬後は、人と同じようにご遺骨が残されます。
かつては家の庭などに埋葬してきたペットのご遺骨ですが、近年ではペットのお墓・ペットの納骨堂の需要が増えています。
さらに近年では、ペットと飼い主が一緒に眠れるお墓が登場し、大きな注目を集めています。
永代供養がこれからのお墓のあり方を変える
永代供養の登場により、これからのお墓のあり方は大きく変わろうとしています。
実際に永代供養は、さまざまな墓主やご遺族の悩みを解決してきました。
実は先祖代々墓は、相続放棄しても継承責任が残ります。
家庭裁判所から継承者と指定された場合、お墓の継承放棄はできないのです。
時代のニーズに対応し、さまざまなお墓の種類が登場することで、ご遺族は負担のない葬送が実現することができます。
①永代供養墓
一般的に呼ばれる「永代供養墓」は、合祀永代供養墓を指しています。
合祀永代供養墓は、他のご遺骨と一緒に合祀され合同供養されるお墓です。
数多くある永代供養の中では最も安い埋葬方法として知られています。
永代供養墓の費用は約3~30万円ほどで、平均的に約5~10万円が相場です。
永代供養墓は宗旨宗派を問わず、お墓の維持管理の負担がかかりません。
契約時に支払う初期費用のみで生前契約ができます。
②納骨堂
納骨堂は、ご遺骨を収蔵する屋内施設です。
かつてはお墓を建てるための一時的な収蔵場所でしたが、現在では豪華な納骨堂も登場したことによりお墓のひとつとして認知されています。
現在の納骨堂の種類には、ロッカー型・仏壇型・位牌型・自動搬送型(ビル型)など目的・希望によって費用は約10~100万円以上と幅広いです。
納骨堂は屋内にご遺骨を収蔵するので、お墓と比べて比較的綺麗な状態でご遺骨を保管できます。
駅近など、都心部からアクセス環境の良い立地に納骨堂が多い点も特徴です。
永代供養がついているのでお墓の維持管理もなく継承者も必要としない、気軽にお参りできるお墓として注目されています。
③永代供養付き一般墓
永代供養付き一般墓は、一般墓に永代供養を付けたお墓です。
永代供養がついているので、継承者の必要がなく将来的に無縁墓になる心配もありません。
ただ墓石を建てるので、納骨堂や永代供養墓と比べると費用がかかります。
現在では、コンパクトな墓石も増え約80~175万円が相場となっています。
④ペットと一緒に入るお墓
現代では、ペットも家族の一員と捉える飼い主が増えました。
しかし、霊園や墓地は人が納骨するためにあるので、周囲のお墓の兼ね合いもあり一般墓に動物を納骨することは基本的にはできませんでした。
けれども近年では、ペットと一緒に入るお墓を建てることができる特別区画を設けた霊園・墓地が登場しました。この特別区画にお墓を建てることで、ご家族とペットが一緒に納骨することができます。
今回は、これからのお墓のあり方について紹介してきました。
永代供養は、多くの方が懸念している後継者問題を気にする必要がない点や、個人でお墓を建てるよりも経済的な負担が少ない点などから注目されるようになり、多くの方に選ばれています。
お墓の選択は、自分や家族にとっても最も良い選択ができるよう、慎重に検討して悔いの残らないものに決めることが大切だと思います。
当社では、永代供養墓を取り扱っておりますので、お墓や永代供養に関する疑問などありましたら、
お気軽にご相談ください(^^♪
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~あなたによりそう終活~
終活準備から日常生活のサポートもお任せください!
悩んだらまずご連絡・ご相談ください
一般社団法人 星月
〒505-0015
岐阜県美濃加茂市下米田町今937-5
電話番号 : 0574-66-3362
FAX番号 :0574-66-3362
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
岐阜で安心の永代供養墓の対応
岐阜で霊璽の永代供養を提案
岐阜でスムーズな神棚販売
岐阜で丁寧なエンディングノート
----------------------------------------------------------------------