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神道のお盆|一般社団法人 星月

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神道のお盆|一般社団法人 星月

神道のお盆|一般社団法人 星月

2026/08/07

こんにちは。

岐阜県美濃加茂市で日常生活のサポートや身元保証等を行っております、

一般社団法人星月(せいげつ)です。

 

ちょっと前のブログで、「お盆」についてのお話をしたと思います。

「お盆」と聞くと、仏教行事とイメージされる方が多いのではないでしょうか?

実は、神道にもお盆の風習はありますが、あまり知らないという方が多いと思います。

今回は、神道のお盆について紹介したいと思います。

神道のお盆とは?

神道のお盆は、ご先祖様の霊がご家族のもとへ帰ってくる期間とされています。仏教と同様に、神道もお盆の期間にはご先祖様の霊をお迎えし、供養するのが一般的です。そもそもお盆とは、仏教の「先祖供養」と神道の「祖先崇拝」が習合して生まれた行事といわれています。そのため、仏教と神道のお盆にはそこまで大きな違いはありません。

神道における「お盆」の考え方

神道ではお盆の期間に、ご先祖様の霊を敬い、感謝の気持ちを伝えることで、ご先祖様からの祝福を受けられると考えられています。加えて、神道のお盆には1年間ご家族が無事に過ごせたことや、両親の健康と長寿をお祝いするおめでたい行事としての側面があるようです。

 

神道のお盆の時期

地域ごとに採用しているお盆の時期は異なりますが、神道のお盆の時期も7月13日~16日、もしくは8月13日~16日の4日間をお盆としています。

 

神道のお盆の迎え方、仏教との違いと共通点

神道のお盆の迎え方を、仏教との違いも交えながら見ていきましょう。

故人が亡くなってから初めてのお盆「新盆祭」「新御霊祭」

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆は、初めて自宅に戻ってくる故人の御霊が迷わないようにと、普段よりも丁寧に供養やお祀りをする習わしがあります。

仏教では、この日を「初盆(はつぼん)」「新盆(にいぼん)」と呼び、僧侶を迎えて読経してもらうなどの法要を行うのが一般的です。

一方、神道では、「初盆祭」や「新御霊祭(あらみたまさい)」と呼び、神主を迎えて祝詞(のりと)の奏上をしてもらうなどの儀式を行います。

仏教では四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆を指すのに対し、神道では、「故人が亡くなった日から1年以内に迎えるお盆」を指す点にも違いがあります。

この時には、「白提灯」「白紋天(しろもんてん)」と呼ばれる白い提灯を玄関先などに飾る風習もありますが、神道の場合、仏教のように蓮や菊の花などの白い透かし模様が入ったものではなく、白無地の提灯を使うことが基本となっています。

 

▼迎え火・送り火

神道でも仏教と同じように、13日の夕方に迎え火を、16日(または15日)の夕方に送り火を焚く習わしがあります。祖霊が迷わないための目印となるだけでなく、立ち上る煙に乗って、ご先祖様が行き来すると考えられています。

火を灯す際は、麻の茎を乾燥させた「おがら」や、松を細かく割った「松明(たいまつ)」を使います。特に麻は、古くか穢れを清める力あると信じられており、現在でも神社や神事において欠かせない存在です。浄化作用のある麻を焚くことで、空間を清め、先祖様を迎え入れる準備を整えるという意味も込められています。

 

▼お墓掃除とお墓参り

お墓を掃除し、整えた上でお参りすることは、仏教でも神道でも共通するお盆の大切な習わしです。ローソクを灯し、お供え物をすることは仏教と共通していますが、そのお供え物の内容やお参りの仕方に特徴があるため、簡単にご紹介します。

■花立てに「榊」

神道では、花立てに、花ではなく「榊(さかき)」の枝葉をお供えします。

仏教で用いられる「樒(しきみ・しきび)」と似ていますが、別の植物です。

榊は、神道において「神が宿る依り代」となる神聖な植物とされ、神様と私たちの世界を繋ぐ役割をもつと考えられています。

ただ近年では、菊や百合、カスミソウなど、白い花を中心に故人が好きだった花をお供えすることもあるようです。

 

■神様へのお供え物

仏教でお供えする食べ物は、果物やお菓子などを中心に、故人が生前好きだったものが基本とされています。ただし、殺生を避けるという教えから、肉や魚など動物性のものはタブーとされています。

一方、神道におけるお供物は、「神饌(しんせん)」と呼ばれ、米、酒、塩、水、餅、旬の魚介類・野菜・果物、お菓子などがこれにあたりますが、お墓参りの際にはこの中から、洗米、お神酒、塩、水をお供えするのが基本とされています。

 

■線香ではなく「玉串」

神道には、仏教のように線香や焼香を焚くという習わしはなく、神前には「玉串」をお供えします。玉串とは、榊の枝葉に、「紙垂」と呼ばれる白い紙を付けたものです。

線香が、浄化やあの世とこの世を繋ぐといった役割で用いられるように、玉串も、穢れを祓い清め、神様と人とを仲立ちするものとして用いられています。

 

■二礼二拍手一礼

墓前で手を合わせる際は、「二礼二拍手一礼」という神道の基本的な作法に従います。これは、神様への敬意と感謝を示す作法であり、てのひらを打ち合わせて鳴らす「拍手」には、神様を招き、その場所や心身を清めるといった意味があると言われています。

ただし、故人が亡くなり五十日祭を迎えるまでは、拍手の際に音を立てないようにします。

 

神徒壇(祖霊舎)の掃除・盆棚の飾り付けとお供え

神道では、神棚とは別に仏教における仏壇に相当し、祖霊をお祀りする「神徒壇」「祖霊舎」と呼ばれる祭壇があります。ここを丁寧に掃除し、「盆棚」と呼ばれる特別な祭壇を準備するのも、仏教と共通の習わしです。

盆棚には、仏教における位牌にあたる「霊璽(れいじ)」をお祀りし、榊と神饌をお供えして祖霊をお迎えします。夏の野菜や果物、お菓子、お頭付きの魚などをお供えすることもあり、ナスやキュウリで作った精霊馬・精霊牛を飾る地域もあります。

盆棚の両脇や玄関、軒先などに、盆提灯や灯籠を飾る習わしも、仏教と共通しています。

 

 

お盆とは、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて行われる日本の伝統行事です。その目的は先祖供養であり、仏教・神道のどちらにもご先祖様の霊をお迎えし、おもてなしをする風習があります。より良い供養をするために、今回のブログが少しで参考になればいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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