終活~お墓の準備~|一般社団法人 星月
2024/09/27
こんにちは。
岐阜県美濃加茂市で終活のお手伝いをしております、
一般社団法人星月(せいげつ)です。
近年、『終活』の一環としてエンディングノートや遺言書の作成、葬儀の準備をする方が増えています。しかし、お墓の準備について「どうしたらいいのだろう?」と悩んでいる方もいるかと思います。
なので、今回はお墓の準備についてお話していきたいと思います。
終活でお墓を準備するメリット
「生前墓」とは、故人が生前に建てたお墓のことです。
生前墓を建てることは、中国が始まりとされており子孫繁栄や不老長寿につながると信じられています。
日本でも聖徳太子が生前墓を建立したといわれています。
また、最近の「終活」ブームにより、生前墓の需要が拡大傾向にあります。ここでは、終活でお墓を準備するメリットについて3つ紹介します。
●自分の好きなお墓を建てられる
生前墓のメリットのひとつは、自分の好きな場所、石材の種類、お墓のデザインを選べるといった点です。
例えば、石材に花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩、安山岩といった種類があり、色や手触り、耐久性が異なります。
デザインも伝統的な和型、人気の高い洋型、両方のエッセンスを組み合わせた型とさまざまなものがあるので、自分好みのデザインが見つかると思います。墓地の場所についても、子どもや孫が供養や管理に訪れることを考えた便利な場所や、静かで落ち着いた場所自分の希望に合わせて選ぶことができます。
●遺族の負担を軽減できる
生前墓を用意すれば、遺族はお墓の準備に悩むことなく故人の意思を尊重できたという満足感が得られるでしょう。
『終活』で自分の意思を伝えていなかった場合、遺族は悲しみを抱えながら葬式や相続、墓選びとさまざまな手続きをすることになります。家族や親族の中で意見がまとまらないことも出てくるでしょう。生前墓を準備していれば、墓選びに関する遺族の負担を減らすことができます。
●相続税が課せられない
相続人が故人の財産を相続すると、通常は相続税の課税対象になります。
しかしお墓は、相続税法第12条の非課税の財産に該当し民法897条2項の非課税対象となる「祭祀財産」にも含まれるので相続税は課されません。
さらにお墓は、墓地の使用権を購入するもので、土地を購入するわけではないので不動産所得税を納付する必要もありません。一方、相続開始後、お墓を建てるための費用として相続したものは相続税の課税対象となります。節税のためにも、生前墓はとても有用といえます。
生前にお墓を準備する際のポイント
●先祖のお墓の改葬を検討する
「改葬」とは、一度埋葬した遺骨を他のお墓に移すことをいいます。
自分のお墓を建てるタイミングで、先祖代々のお墓のお引越しを考えている方もいると思います。先祖代々のお墓が遠い場所にあって管理が難しいという方はなおさらです。
遺族がお墓参りや管理に来やすい便利な場所のお墓を建てる予定なら、必要に応じて改葬を検討してみてもいいでしょう。
●納骨堂への納骨(永代供養)も検討する
お墓を作るコストを抑えたいなどという場合、納骨堂に納骨し「永代供養」してもらうという選択肢があります。
永代供養とは、寺院や霊苑が遺族に代わって永代もしくは一定期間供養や管理するもので、お墓を新しく建てるよりも費用を安く抑えられます。
●葬送方法も考える
お墓をどうするか考えることは、葬送方法を考えることでもあります。
先祖代々のお墓や自分で建てたお墓に入ることが一般的ですが、現在は多種多様な葬送方法があり、多くの選択肢から選べます。
例えば、霊園墓地内にある樹木の下に遺骨を埋葬する「樹木葬」、粉骨した遺骨や遺灰を海に撒く「海洋葬」、不特定多数の遺骨をひとつにまとめて納骨し永代供養してもらう「合祀墓」といった葬送方法もあります。さまざまな事情を考慮して、葬送方法に関しても自分の意思を生前に表明しましょう。
終活におけるお墓の選び方
●家族形態に合わせて選ぶ
自分のために新しいお墓を建てる場合、誰が入るかを考えて選びましょう。
例えば、夫婦のみが入る「夫婦墓」という新しいスタイルのお墓があります。基本的に一代限りのお墓なので、子孫が引き継ぐものではありません。そのため、永代供養とセットになっています。
また、夫婦だけでなく子どもや孫も一緒にお墓に入りたい場合「家族墓」の形になります。
ただし、お墓を管理する人が将来的にいなくなるのが欠点です。この問題を解決するのが永代供養と家族墓がセットになったもので、管理する家族や親族がいる間はその方たちに管理を任せ、管理する方がいなくなったら霊園や寺院で永代供養をしてくれます。
家族形態や希望に合わせてお墓を選ぶことをおすすめします。
●家族がアクセスしやすい場所にする
お墓の管理や供養をする家族のことを考えて、アクセスが便利な場所を選ぶことも大切です。
お墓を選ぶ際には、公共交通機関が通っているか、駐車場が近くにあるかなどといった点を事前に確認する必要があります。
交通が不便な場所にお墓を建てると、残された家族に負担をかけることになるかもしれません。
お墓がいらない場合はどうしたらいい?
自分のお墓について考えているうちに、「お墓はいらない」という結論に至ることもあるでしょう。
お墓がいらない場合には、納骨堂に遺骨を納めて永代供養してっもらう・合祀墓に入る・自然葬にするといった選択肢があります。
自然葬の代表例として、粉々にした遺骨や遺灰を海や山に撒く散骨、寺院や霊園内にある樹木を墓碑に見立てて、その下に散骨または納骨する樹木葬といった方法が挙げられます。
合祀墓や散骨を選択すると、後日遺骨を他のお墓に移動させることは不可能です。
最も尊重されるべきは本人の意思ですが、残された家族の気持ちもあります。こうした方法を選ぶ際は、よく話し合って答えを出すことをおすすめします。
『終活』を通して家族や親族の負担を減らすためにも、お墓の準備をすることは大切です。
しかしお墓を作ったとしても、お金を使いすぎてしまったりお墓の場所が家族などから遠く離れていたりすると却って負担を増やしてしまう可能性もあります。
事前に家族としっかり話し合ったうえで、お墓を建てることが重要になります。
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